最近の腐女子は人権を持ちすぎている

オタクの皆さんお元気ですか?

私は今日もホモについて考えている時が世界で1番幸せですが、滅多な事ではパンピーには見せません。それがオタク及び腐女子の守るべきマナーであり、この世の中のルールですから。


さて、最近私は友達と「誰が1番TikTokにありそうな動画を撮れるか選手権大会」をやった際にTikTokをダウンロードしたわけです。動画を撮らないと選手権に参加出来ないからね。

それは別にいいんです。問題はしばらくオススメの動画を見ていて、目に付くもの。

最近「○日から○は!!」ってドラマがやってるじゃないですか、あのヤンキードラマ。賀○賢○くんと○藤健○郎くんがでてるやつ。

それのBL作品が目に付く目に付く。

太古の昔から腐女子をやっているこちら側としてはもうびっくり。

えっ、そんなに載せちゃいます?軽率に?誰しも見れるのに?


太古の昔と言っていますが、私が腐女子になったのは約10年前、8歳の頃でした。待って、激ヤバ遍歴すぎんか?

10年前と言えば、まだ銀魂はアホみたいなギャグをやっていたし、REBORNがブイブイ言わせていたり、ヘタリアが覇権を握っていた。(個人の感想です)

そんな中、腐女子たちは一般人から隠れるようにコソコソと生きていた、気がする。

10年前、SNSなんて概念はなかった。pixivがようやく頭角を表してきて、もっぱら自作サイトやForest、手描きブログが主流だった。

腐女子は隠れて始まったばかりのイナズマイレブンを見て、男オタクはチェックシャツを着用し、涼宮ハルヒの憂鬱らき☆すたを見ていた。


確かに昔からボーイズラブという概念はあった。でも、それはおかしなことだと思われていただろう。

考えてみてほしい、ありもしない設定をまるで公式かのように扱って漫画や小説を書くのだ。正気の沙汰ではない。

それをわかっていた昔の腐女子たちは、鍵のついたサイトやめちゃくちゃ隠し方の難解なサイト、一発で検索に引っかからないサイトなど、多くのものを使ってきたことだろう。

まあ、10年前当時8歳だった私はいずれのどれも見ることが出来ず、BOOKOFFにあったワンピースのホモアンソロジーを読んでいたし、YouTubeでニコニコの無断転載動画を見ていた。今思うと登録して元動画を見せてやりたいものだ。


まあそんな話はどうでもよくて。

何が言いたいのかというと最近ボーイズラブの作品が一般の人の目に止まる機会が明らかに増えているということだ。腐女子を自称する人も増えている。

昔の腐女子はこういう場を弁えずにそこかしこでそういう話をする人をにちゃんねるで「ゴキ腐リ」と読んで敬遠していた気もするが、今はそんな言葉知らない人の方が多いだろう。

別にBLを否定したい訳では無い。私も大好きだし、それを考えている瞬間が1番幸せだ。

ただ、あまりにも目に余るのではないか、と思っているだけだ。

一般の人はおそらく、これはあくまでも腐女子の私が考える一般の人の意見であるからあまり留意しないで欲しいのですが、「原作では普通にライバル関係にある男二人がセックスをしている」作品を見たらいい気分ではないだろう。

私たち腐女子からすればライバルは圧倒的公式カップル〜!!!とか言って盛り上がるものだが、一般の人はそうではない。彼らはあくまでライバルでしかないのだ。恋人であるなんてありえないし、性行為なんて以ての外だ。

そう、忘れているかもしれないが私たち腐女子は「異端」であるのだ。


昨今では「○っさんずラブ」とか、普通の映画にも主人公に恋する男、とかのキャラが出てきているから勘違いしてしまったのかもしれないが。

私たち腐女子、というか二次創作をする腐女子は絶対に頭に止めておかなければならないのだ、「この人達はカップルではない、私たちの妄想だ」と。

一次創作はどうぞガンガンやってください。商業だって沢山あるしね。と思う。


SNSが普及した今、Twitter上では沢山の二次創作が溢れている。女体化もエロも注意書きもなしに掲載されている場合もある。

というかそもそも二次創作というのはグレーゾーンだし、原作者に訴えられたら負けるものだ。

注意書きもなしにTwitterにアップして、何も知らない一般の人が読んでしまって不快になって原作者に連絡が行く、ということになったら大変だ。

SNSやサイトの発展によって、私たちは色々な作品に触れる場がどんどん増えている。しかし、理性と自制心を持って、しっかりと隠れて生きていくのが、自分たちの好きな二次創作作品を守ることの近道なのだと思う。


とりあえず、Tik TokにBL動画を上げているやつは注意喚起をしろ。